国税当局がアフィリエイト脱税をターゲットにして
　
逮捕者が出たというニュースが話題になっていますが
　
多くの情報起業家や、アフィリエイターの中にも
　
不安の色を隠せないといった方が多いようです。
　
　
　
トレンドライフさんの「情報商材ジャーナル」でも
　
記事になっていますので、その１つを転載します。
　
　
　
　
＝アフィリエイトに国税が目を付けた＝
　
　
『幸せwin』、『FX常勝バイブル』の発売元、幸せwin株式会社と同社の取締役で実質的経営者、大橋晃(48)が今年3月、東京国税局から東京地方検察庁に所得税法、法人税法違反の疑いで刑事告発されていたことが6月3日、共同通信、時事通信、読売新聞の報道で明らかになった。
　
　
隠蔽した所得は4億3000万円、脱税額は1億3000万円に上る。所得の内、3割程度はアフィリエイト報酬と見られている。
　
　
これまでも、競馬予想業者や投資顧問業者の脱税による摘発は行なわれてきたが、今回画期的だったのは、「アフィリエイト報酬の脱税を初めて摘発した」(東京国税局)というように、当局がアフィリエイトの仕組みを研究し、アフィリエイト報酬の所得隠蔽を摘発のターゲットにしたことである。
　
　
今後、税収不足を徴税の厳格化で補おうと必死の当局は、全国の地方国税局及び各税務署レベルでのアフィリエイト報酬に対する厳しい調査が始まることは確実となった。
　
　
今回、大橋の事件に際して東京国税局及び東京地検は、インフォトップ等に調査または捜査を行ない、過去の支払いデータ、帳簿類は任意又は強制的に閲覧又は押収していると思われる。
　
　
アフィリエイト報酬や情報販売の脱税の場合、ASP経由で入金されている為、貰ったアフィリエイターや販売者が申告をしていなければ即、未申告が明らかになる。
　
今後全国の所轄税務署が次々に小規模な脱税を摘発し始めるというのだ。
　
アフィリエイトや情報販売の税の適正化も一気に進むだろう。
　
法人税脱税の時効は5年である。
　
彼ら同様、戦々恐々の御仁は少なくないだろう。
　
　
　
　　↑　ここまで
　
　
　
　
今回の事案は、
　
幸せwin株式会社という「法人」の脱税疑惑による
　
刑事告発の事案がクローズアップされていますので
　
　
「有限」や「株式」にされている情報起業家だけの
　
問題だと思われている方もいらっしゃいますが、
　
それは大きな間違いです。
　
　
　
そもそも、トップアフィリエイターは別としても、
　
毎月、数十万単位で稼いでいるアフィリエイターは
　
多くいらっしゃいますし、そのほとんどは「法人」に
　
されていない方が多いはずです。
　
　
「アフィリエイト報酬」は、ASP経由で入金される為
　
アフィリエイターが申告をしていなければ、
　
未申告が判明して摘発される可能性は高いのです。
　
　
　
このことから、
　
報酬を受け取ったことのあるアフィリエイターは
　
必ず、決算書を作成して確定申告をしておかないと
　
法人であっても、個人であっても摘発対象になる
　
ということです。
　
　
まだ稼げていない初心者の方でも、
　
このことは十分に認識しておく必要があります。